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仕事も褒められて伸びる人と叱られて伸びる人がいる その違いは?

仕事関係学習・資格
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勉強やしつけだけでなく、仕事も褒められて伸びる人と叱られて伸びる人がいます。
誰かよりも上の立場の皆さんへ。
厳格さやスパルタ教育と、いじめやハラスメントはまるで違います。
叱られて伸びる人を褒めるのはともかく、褒められて伸びる人をただ叱るだけでは意味がないことを知って欲しいです。

恥ずかしくても褒めてあげてください

別に過大評価、ささいなことまで表彰しろなんて言ってません。
1つ仕事をこなしたら、「ご苦労」と言うだけでも違います
それすらもなく、叱るだけだから褒めて伸びる人は縮む一方なんです。
(仮にミスしかしないドジっ子さんがいたとしたら、それは適性の問題もあるような……)

中年男性ぐらいだと、頑固おやじこそ正義みたいなイメージもあるかもしれません。
社内における自分の厳格なイメージを崩したくないという方もいるでしょう。
別に満面の笑みで評価しろなんていいません。
仏頂面なら仏頂面なりにでも、一言褒めの言葉があればいいんです。

明かなミスを見た後どう行動するか

褒めて伸びる人であっても、ミスをしたらそれはきちんと指摘していいのです。
間違いは間違いなのですから。
ミスまで怒るなというのは、ただの甘えです。

しかし褒めるべき場で褒めないままでは、叱られたことばかりがその人の中で蓄積してしまいます。
それでは、その人は結局ダメになってしまいます。
その人の性格にもよりますが、1つ褒められるだけで、10の苦言は忘れられるなんてこともあるんです(個人差があるので「じゃあ1回だけ褒めてやろう」なんて安易な考えはやめてくださいね)。

褒められて伸びる人は、常に褒められていないとダメなのではありません。
褒めを与えられず、叱られることばかりを受け入れなくてはいけないから、倒れてしまうんです。

ストレス発散で忘れられるとも限らない

仮に叱られっぱなしでも、プライベートなどでストレスとして発散してしまえばよい、と考える方がいるかもしれません。
それで解決できればいいのですが、そう上手くはいきません。
仕事で叱られたというストレスは、仕事で褒められることが最もよい解消方法なんです。
仮に、運動やスイーツ、趣味などで一時的に解消したとしても、翌日の出勤時にはまた蘇ってきます。そもそもほかの手段で解消できるストレスは、そのレベルだったとも言えるのではないでしょうか。

この辺りは、叱られて伸びる人の反骨精神に似ているかもしれません。
叱られて伸びる人も、そのミスをいつまでも覚えているからこそ、次に活かそうとしますよね。
そして次こそは褒められることを期待している。

もちろん褒められて伸びる人も、ミスに対しては自分なりの改善案を模索しています。
けれど、叱られたという事実はまた別なのです。
(この点、叱られて伸びる人はミスと叱りが一体化しているか、完全に別物と割り切っている、あるいは叱られること自体、ミスの付属品という認識もあるのかもしれません)
ゆえに、ミスに対しては改善できても、叱られたことを払拭できない限り、潰れたままになってしまいます。

周囲からの慰めや激励も別

叱った当事者から見直されることが第1にあるので、周囲から慰められても完全には解消できない。
という問題もあります。

もちろん、周囲の励ましは決して無駄ではありません
それすらもなければ、益々褒められる機会が無くなり、もっと打ちのめされてしまうでしょう。
だから励ましが余計とか、同情するなということでは決してありません。

でも、叱った人からの評価がなければ、叱られたこと自体はいつまでもその人の中で終わらないのです。

明確な理由と対処法がないならただの怒り

そもそも大前提がおかしい昨今らしいので、書いておきます。

仮にミスをしたとして叱られる場合、そこに「なぜそれがミスなのか」、「本来どうすればよいのか」の説明はあるのでしょうか
もし何もないなら、それはただ指摘している人が怒っているだけにすぎません。
仮に以前教えたことであっても、「○○の時に伝えた通りにやるべき」など、以前の時について言及するはずです。
ただ「前にも言った」だけでは、いつどのタイミングで伝えられたことなのかわからず、対処しようもありません。
せめて教わったタイミングがわかれば、当時のメモなりを参考にできますし、メモしてなければ改めてミスした側の責任とも言えます。

これは叱られて伸びる人も同じだと思うのですが、理由のない叱りは叱りでなく、指摘する側の勝手な怒りでしかありません。
そもそも身に付かない指摘では、叱られても伸びるわけがありません。
叱られて伸びる人は叱られることに耐性があるかもしれませんが、理不尽を甘んじて受け入れるかどうかは別の話です。

とまあ、かなり極論を書いてしまいましたが、でもそれだけのことを言わないと伝わらないのもまた事実かなという気がするんです。
私自身、褒められて伸びる方なので、余計に気になってしまうのかもしれません。

誰かよりも立場が上の皆さんへ。
もしその人を本当に育てる、教育するつもりであれば、最後に褒めたのはいつかを思い出してみてください。

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