実際に、アフィリエイトをやっている立場で、広告に応募し、否認された場合についてお話します。
これからやる方はもちろん、理由が納得できない方も、参考になれば幸いです。
そもそもアフィリエイトは承認制がある
楽天アフィリエイトやAmazonアソシエイトはそうでもないですが、基本的にアフィリエイトは広告承認制です。
利用者が紹介したい!と思っても、広告主側で拒否されたら掲載することはできません(どうしても話たいなら、法に触れない範囲で話すのは自由だけれど無報酬)。
承認には時間がかかるケースもあり、その間、アフィリエイト用のリンクを貼ることはできません(例外もあるが、その場合後で否認されたらやはり報酬は得られない)。
なぜ断られるのか?
一見すると、掲載先が増えるという点では、広告主側にメリットしかないようにも思えます。
アフィリエイトは基本的に成果報酬なので、広告を見た人がクリック・タップし、かつその商品やサービスに申し込んで初めて報酬となります。
見ただけ、クリックしてサイトを見に行っただけでは報酬にならないため、広告主側にもデメリットはありません(時々、クリック報酬もある)。
では、それでも断られるケースがあるのはなぜでしょう?
理由1:掲載サイトのアクセスが少ない
理由として考えられるのは、まずサイト自体ができたばかりなど、まだアクセス数が多くない場合です。
将来的に数が見込めるというのは、どんなサイトでも予測は難しい(企業や著名人の公式サイトぐらい?)ため、断られる可能性があります。
そもそも本文が全くないようなサイトでは、サイト自体の良し悪しもわかりません。
せめてどんなサイトなのか、自己紹介ぐらいは書いておきたいところ(1つ記事を書けば確実承認という話ではありません。念のため)。
理由2:広告の内容とサイトの内容が大きく異なる
広告を掲載予定のサイトが、広告の内容と大きく異なっている場合も断られやすいです。
日記のようなノージャンル、書き手の思ったことをなんでもまとめるというならまだしも、特定のジャンルになっているサイトの場合はそれ以外の広告は載せにくいと言えます。
例えばダイエット記事中心のブログなのに、お徳用ジャンクフードの広告を掲載しているのはミスマッチでしょう。
万が一ダイエットのために食べすぎはNGという趣旨の記事を書くとしたら、NG例のために使われるのは、広告主としてはあまりいい気持ちはしないかもしれません。
参考:雑多サイトよりは1つの広告のためだけにサイトを作った方がいい
かなり前に、商品アフィリエイトで1つの商品(アフィリエイト広告)専用の記事が乱立した時代がありました。
サイト自体は数記事しかなく、内容も薄っぺらいものばかりで、今となってはGoogleさんから弾かれそうですが、方向自体はアリなんですよね。
アフィリエイトは広告の載っている記事を経由してその商品やサービスを購入するわけですから、1つの広告に対して記事が多ければ、その分アクセス数の合計も見込めます。
ゆえに、(誘導記事を含め)その広告のための記事が多い=ジャンルが専門的なサイトの方がいいんです。
サイトとしても、まとまりがありますし。
もちろん、1つの商品だけでサイト構築というのは極論ですし、毎日の日記ブログ感覚で雑多サイトを作って成果を出しているケースもあるので、あくまで参考程度ですが。
ただ、一定のテーマに絞ってかけるなら、優先するのもありかと思います。
理由3:広告ジャンルの既存記事がない
明確に真逆のジャンルでなくても、広告ジャンルと似たタイプの記事がないサイトの場合も、承認しにくいでしょう。
サイト主としては、今後広告に関する記事を書く予定なのかもしれませんが、それは広告主にはわかりません。
サイト主にとっては2度手間な感じもあるかもしれませんが、対策として、その広告を使って書く予定の記事を予め掲載してしまうのも良いと思います。
承認された後、改めて広告のタグなどを貼ればよいのですから。
承認されてから記事を書くつもりであっても、そもそも承認されなければ意味がありません。
理由4?:ぶっちゃけ担当者の個人的な理由もあるかも
基本的に、否認理由は明かさないのが普通です。
なので、もしかしたら担当者の気分で無理だわと思われた……なんて可能性もあるかもしれません。
なので何度も落ちた、いくつもの広告で落とされたという方は、あまり気を落とさずに(文句を言うのもダメですが)。
これに関しては、別のアフィリエイトサイトを探すか、楽天やAmazonのように無条件承認タイプのサービスを利用しましょう。
もし、どうしてもその広告で……という場合は、時間を空けて再挑戦する方が良いです。
短期間に何度も申請を送ってしまうと、それこそしつこい・迷惑行為とみなされかねません。
その間に、関連する内容を増やしたり、記事数そのものを増加させるなど上記を踏まえて対処してみてください。
ただ楽天などのサービスも、サイト登録は必要です。
登録していないサイトへの広告掲載は報酬とならない可能性もあるのでご注意を。
このように、理由は様々ですが、掲載する側で対処可能な例も少なくありません。
書きたい事だけを貫くのもありですし、楽ですが、承認が欲しいなら相手の要望に応えることも意識しましょう。
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