※サイト内記事には広告が含まれています。
逐一居住地に戻って請求するの面倒だなと思ったら、今はこういうのがあるんですね。
今回は実際の体験をもとに、住民票の請求について書いてみます。
基本的には住民票のある市町村役所で申し込み
基本としては、住民票のある地域の役場で申し込みます。
直接役所の受付に行くか、役場によっては電話、郵送、インターネットの利用が可能です。
ちなみに受け取りは、直接受付時にその場で作成を待って受け取るほか、郵送してもらうこともできます。
ただし、郵送先はあくまで住民票のある住所宛てしか行えないようです(多くの市区町村でそうなっているようです。気になる場合は問い合わせを)。
ゆえに、遠方から申請し、かつ遠方で受け取りたい場合は、次の広域交付を利用する必要があります。
住基ネットによる住民票の広域交付
広域交付について、詳しくはこちらも参照してみてください。
参考:総務省―住基ネットでできるようになったことは?https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_gyousei/c-gyousei/daityo/juuki03.html
すごく簡単に書くと、どこの役所であっても国民のデータチェックができるようになったため、住民票が本来ある役場以外でも受け取れますよって話です。
これなら、出先でも最寄りの役場に届け出ることで受け取れるため、場合によっては郵送よりも早く、またコストもかかりません。
広域交付の申し込み方法
広域交付で住民票を得る場合は、身分証明書1種類を持って、近くの役場に向かいましょう。
広域交付であることを伝えて、身分証明書を提示します。
(証明書の種類によっては、加えて本人の氏名住所、生年月日、性別などの回答も必要)
混雑していなければ、その場で発行が可能です。
身分証明書は
・住基カード
・パスポート
・運転免許証
・保険証
などが該当します。
詳しくは、請求する予定の役場のホームページなどを確認すると良いでしょう。
通常の住民票との違い
広域交付を利用して発行されたものは、正式名称も「広域交付住民票」となり、住民票のある役場で発行されたものと少し異なっています。
例えば
・本籍、戸籍筆頭者の記載がない
・区内の住所異動などにより、前住所が記載されない場合がある
・異動履歴(備考欄)が記載されない
・転出(転出予定を含む)や死亡などの理由で住民票から除かれている方の記載がない
検索したら練馬区で注意事項の記載があったので、載せておきます。
引用:広域交付住民票の写し(区外に住所のある方)https://www.city.nerima.tokyo.jp/kurashi/koseki/utsushi/koikikofu_kumingai.html
そのため、広域交付で「記載なし」になっている部分の情報が必要な場合は注意が必要です。
2度手間になりかねないので、住民票のある役場へ直接申し込んだ方がいいかもしれません。
うっかり郵送請求した話
突然どうして広域交付について調べたのか……という話を。
出先で必要になったので、住民票のある役場のホームぺージをみたら、郵送もやってるということだったんです。
で、請求してみたら、「住民票に記載の住所宛てにしか送れません」って言われてしまったのでした。
ホームページをよくよく見ていくと、郵送手続きの下に広域交付についても記載があって……。
色々無駄にしたなという教訓、学びを、ここに記しておこうと思ったのでした。
「住民票に記載の住所にしか送れません。別の場所へ送付が必要な場合は、該当地域の広域交付を活用ください」
この一言が郵送欄にあれば、違ったのになーと言うのは、所詮愚痴ですね。
郵送欄で読むのを辞めてしまった私の、情報リテラシー度が低いと言われてしまえばそれでおしまい。
でももし、お役所勤めの公務員の方で、貴庁のホームページ、住民票請求のところにそういう案内がないようなら、一言でも追記して頂けると、情弱国民を救う役には立ちます。
(この話を書くにあたって色々見てってら、ちゃんと書いてくれてる役場もあるんです)
あとは、それこそ本当に愚痴にしかならないので割愛しますが、どうか皆さまは、出先で住民票が必要になったら、住民票の役所ではなく、最寄りの役所で相談してください。
コメント